堆肥舎施設
”牛の糞尿(ふんにょう)を堆肥化し販売する取り組み” は九州にある多くの堆肥舎で頻繁に行われています。
そんな、牛の糞尿は堆肥舎と呼ばれる集積場で堆肥化されていきます。
そんな堆肥舎は、軽自動車が小さく見えるくらい大きな施設がほとんどで、牛の糞尿を堆肥化する大型機械が設置されています。
堆肥発酵撹拌機
こちらは、牛の糞尿(ふんにょう)を堆肥化する際に撹拌して発酵させる機械です。
堆肥化するにあたり重要なのは撹拌して空気を送り込むこと、そして適度な温度調整をすることで発酵させることです。
この大型機械を用い、およそ2週間かけて堆肥が作られていきます。
堆肥の生成 “その1”
堆肥が生成されている様子です。
この約50メートルほどあるラインで “堆肥発酵撹拌機” が3時間程度で往復し、牛の糞尿を堆肥化していくのです。
手前の写真が今から堆肥化されていく牛の糞尿で、奥に行けば行くほど時間が経っている堆肥になります。
ゆっくり時間をかけて、約2週間でラインの最後までたどり着くのです。
堆肥の生成 “その2“
約2週間経ってラインの出口にある堆肥の様子です。
入口では水分量が多く塊だらけだった牛の糞尿が、きめ細かい堆肥になっているのが確認できます。
このように堆肥舎では牛の糞尿を堆肥化していますが、この堆肥化に使われるのが “牛糞発酵促進剤” で、効率を上げるために用いられます。
そんな “牛糞発酵促進剤” にバイオ菌を用いることで、更なる促進が期待されています。
次回は、”牛糞発酵促進剤” について堆肥舎内で行われている “検証” とは何なのかを解説していきます。
バイオ菌の新たな活躍の場を是非ご覧ください。