2016.06.16
RECYCLE
【フォレストバイオテック】バイオ菌の活用法 “牛糞発酵促進剤“ 〜その1〜
株式会社フォレストバイオテック
は、“地球からゴミ問題を消していく” をテーマに資源リサイクル事業に取り組んでいます。
生ゴミ処理機に用いられるバイオ菌ですが、その分解力の高さは “牛糞発酵促進剤” にも利用されています。
牛舎から出る牛の糞尿(ふんにょう)を堆肥化し販売している企業では、いかにスピーディかつ正確に安定した堆肥にするか常に課題になっています。
そういった企業で求められている “牛糞発酵促進剤” とは何なのか、どのように役立つのかを解説していきます。
今回は、牛の糞尿を堆肥化し販売している企業の堆肥舎での堆肥の生成方法をお送りいたします。
堆肥舎施設
”牛の糞尿(ふんにょう)を堆肥化し販売する取り組み” は九州にある多くの堆肥舎で頻繁に行われています。
そんな、牛の糞尿は堆肥舎と呼ばれる集積場で堆肥化されていきます。
そんな堆肥舎は、軽自動車が小さく見えるくらい大きな施設がほとんどで、牛の糞尿を堆肥化する大型機械が設置されています。
堆肥発酵撹拌機
こちらは、牛の糞尿(ふんにょう)を堆肥化する際に撹拌して発酵させる機械です。
堆肥化するにあたり重要なのは撹拌して空気を送り込むこと、そして適度な温度調整をすることで発酵させることです。
この大型機械を用い、およそ2週間かけて堆肥が作られていきます。
堆肥の生成 “その1”
堆肥が生成されている様子です。
この約50メートルほどあるラインで “堆肥発酵撹拌機” が3時間程度で往復し、牛の糞尿を堆肥化していくのです。
手前の写真が今から堆肥化されていく牛の糞尿で、奥に行けば行くほど時間が経っている堆肥になります。
ゆっくり時間をかけて、約2週間でラインの最後までたどり着くのです。
堆肥の生成 “その2“
約2週間経ってラインの出口にある堆肥の様子です。
入口では水分量が多く塊だらけだった牛の糞尿が、きめ細かい堆肥になっているのが確認できます。
このように堆肥舎では牛の糞尿を堆肥化していますが、この堆肥化に使われるのが “牛糞発酵促進剤” で、効率を上げるために用いられます。
そんな “牛糞発酵促進剤” にバイオ菌を用いることで、更なる促進が期待されています。
次回は、”牛糞発酵促進剤” について堆肥舎内で行われている “検証” とは何なのかを解説していきます。
バイオ菌の新たな活躍の場を是非ご覧ください。